73年目のヒロシマで~I think,I say,I do. 平和のために~

2018年8月7日 10時52分 | カテゴリー: 活動報告

板橋区議会は、毎年広島、長崎の平和祈念式典に議員を派遣しています。
任期4年のうち、原則として一人1度広島か長崎へ伺うことになります。
私は戦後70年に長崎に伺いましたが、今回も広島に伺うことができました。
これで議員になって、広島・長崎それぞれ2回参加しています。

その際、祈念式典の前日は青少年の平和の集いに参加しています。
今回のヒロシマ青少年平和の集いには、北は福島から南は沖縄まで
16団体164名の中高生が参加しました。
板橋区の区立中学校22校からも1名ずつ、計22人が参加しました。
(9日の長崎の式典にも同様に22名が派遣されます。
私は、沖縄にも平和学習に派遣することを要望しています。)

広島のピースクラブの中高生による発表は
とても分かりやすく、発表を聞いて改めて思い知ったこともありました。
その中から、印象的だったことをご紹介いたします。

原爆の破壊力
突然半径200mの火球が広島の上空に現れた。
それも表面温度 7700℃
大陽の表面温度は 6000℃
そんなとてつもない火球が、広島の上空わずか6、700mに現れた。

それにより、1945年の12月31日までの間に約14万人が死亡、とのことでした。

その後、語り部の瀬越睦彦さんのお話。
瀬越さんは東京て生まれ、広島に疎開し、そして11歳の時に被曝をしたそうです。
あれから73年。
ずっと原爆の話を封印してきましたが
5年ほど前に、90歳を過ぎた女性が語り部として活動しているのを見て、
自分も語らなくてはと思ったそうです。
とても分かりやすく、そのむごい悲惨な情景が目に見えるようでした。

原爆の破壊力のむごたらしさの一例。
歩いてくる人が皆前に腕を前に伸ばして歩いてくる。
火傷して皮膚だけでなく肉も剥けてはがれて
それが爪の先にぶら下がっている。
だから、腕を前に伸ばさないと、剥がれ落ちた皮膚や肉が地面につく、
だから前に腕を出して歩いている…

まさに、広島の平和記念資料館から撤去された人形です。
私も何度か見ています。
学生の時、初めて見たときには怖くて良く見られませんでした。
話でいくら聞いても、その人の想像力で違ってきます。
むごたらしくても、それが事実だったのです。
それを撤去してしまうことで、事実がはっきりわからなくなる、
そんな恐れがあります。
そうしたら、どうなるか… また繰り返すことに成りかねません。

瀬越さんの言葉
「戦争はいけない」と言える人間。
I think,I say,I do.
「考えて、発言して、行動する」こと。

「平和な社会にするために」板橋の生徒が質問しました。
その時、瀬越さんは再度上記の言葉を仰り、
何ができるか考えること、
選挙権がなくてもできることはある、
そう答えていらっしゃいました。

今、世界には14500発もの核弾頭があります。
この核弾頭が使われることがないように、
平和をどのようにするか、
「考える葦」である私たちができることを
一人ひとりが考え、声にし、そして行動することが大切だと思います。

日本は武器を海外へ売っています。
捻じ曲げられた解釈での「積極的平和主義」のもと
地球の裏側まで自衛隊は自国ではなく他国を守るために派遣でき、
闘うことが出来るようになりました。
オスプレイやイージスアショア等々、防衛費は年々うなぎ上り。
これからどうなるのか…
日本の進む方向が、どんどん平和とは違う方向に行っているように感じます。

考える葦である人間。
災害に対しては防災の考えでなるべく被害を少なくするように取り組んでいます。
戦争は、自然が起こすものではなく、人間が起こすもの。
自然の災害とは違い、起こすことがないようにコントロールできるのです。

子ども達が夢を叶えるためには、「平和」がベースです。
平和でなければ、夢も叶えられないのです。

一人ひとりが平和を考え、言葉にし、行動してゆきましょう!