おもいがけない妊娠 ~どうやって繋ぎ支えるのか~

2017年12月27日 00時07分 | カテゴリー: 活動報告

23日は子ども部会の連続講座の1回目
「思いがけない妊娠の現状」に参加。

講師は「にんしんSOS東京」代表理事の中島かおりさんです。

私は、今まで一般質問などや委員会の中でも
何度も取り上げてきたことを、
さらに具体的に詳細に、事例を伺いつつ学びました。

日本の子どもの死亡は、
生後0日が一番多く、加害者は母親がほとんど。
人に相談できず、母子手帳も持っていず、
人知れず産み、そして困って手にかけてしまう…

あまりにも悲しいことですが、
ただ母親だけ責められる問題とは違うと思います。

妊娠も、予期せぬ妊娠、暴力によるもの、など
相手との関係でもさまざま。

子どもの未来のためには里親制度も深くかかわってきます。

板橋区でも、妊娠からサポートする体制ができていますが、
そもそも母子健康手帳を受け取らなければ、
そのシステムにも入りません。
しかしそこには、システムに入らない、入れないと思いつつ
悩み困っている人がいて、そのお腹のなかには小さな命が宿っているのです。

そこをどのように 繋げていくのか。
アウトリーチもとても重要です。

このことを、私は今までも質問しています。
行政も、この課題を認識しています。
しかし、そのハードルは高く、課題は残ったままです。
そのハードルをどうやったら下げられるのか?

あっという間の2時間。
私が関わって支援している方も、実は中島さんと繋がっています。
たくさんの方が繋がることが、大事だと改めて思いました。

そして、行政の課題もまた浮かび上がりました。
まず、「産んでくれてありがとう」
「よく産んでくれたね」と声をかけ、寄り添える職員を増やしたいと思います。
だって、妊娠は一人ではできないのですから。
それをたった一人で、新しい命をこの世に生み出してくれただけでも、
すごいことだと思うのです。

制度や仕組みを作るだけではなく、
それを動かす「人」を育て、十分な人数も確保すること。
このことは、先日の「子どもの貧困対策調査特別委員会」の中でも
児童相談所をつくるにあたり、
資格を持つ人を育てることも、とても大事で必要ですが、
同じように、準備作業をする職員が不足しないよう
十分な人数も確保してほしいと言ったばかり。
やっぱり大事なんですよね。