「あいキッズ」 今のままで大丈夫?

2017年7月7日 22時00分 | カテゴリー: 活動報告

2015年に、区内52校  全ての学校に導入された「あいキッズ」。
全ての学校が導入されてから丸々2年が経ち、3年目に入りました。
今日は、その中でも2013年から導入している 地域の小学校のあいキッズを視察しました。

3、4年生の保護者会のため、いつも以上に参加者が多いとのこと。
それでも、昨日は1、2年生の保護者会のため、もっと参加者が多かったそうです。
この学校では、校内でのあいキッズの拠点は3ヶ所に分かれていて、
それを常勤4人、非常勤8人で担当。
(今日の一番大きな部屋は常勤2人、非常勤7人で担当。
他の2ヶ所は、それぞれ常勤1、それに1ヶ所はプラス非常勤1)


校庭の両側、1階、2階と拠点が分かれているため、連絡は常にトランシーバーで。
最初の30分は「勉強の時間」ということで、
賑やかながらも、それぞれが宿題したり、本を読んだりしていました。
しかし、机は足りてなさそうです。
参加者が多いだろうと予想はできても、
当日になってみないと、実際にどのくらいの参加があるのかはわからない。
しかし、もともとそんなことは教育委員会は想定できていたはずですし、
私も含め他の議員も、文教児童委員会などで指摘していました。
これに対応するのは大変だとは思いますが、未だに対応できていないことは問題でもあります。

あいキッズの事業者も、それぞれ独自のやり方もあり、ノウハウもありますが、
同じ板橋区のあいキッズであるからには、同じ程度の質を担保することが必要です。

そして、その時のみ 利用するお子さんにも、
いつも必要性があって使っているお子さんにも、
それぞれがきちんと居場所とできる場所を提供すること、
それができないのでは、「子どもたちの居場所」と胸を張って言うことは できないのではないでしょうか。

今日は、人が多いことを見通していたため、特に全員でのイベントはなかったようですが
今日は、七夕なのです。
あいキッズのお部屋の中には、七夕🎋 に関係するもの何はもなく、季節感もなく、
協力して子どもたちが作り上げたと思われるものもなく、残念に思いました。

満員のお部屋での勉強時間が終わっても、外は暑すぎて、校庭で遊べない。
日陰で32度、日向で37度。
校庭には散水機で散水もしていましたが、なかなか温度は下がりません。
体育館も使えるように学校が理解をしているといっても、熱がこもって暑すぎては
やはり利用は難しいようです。
とにかく、子どもたちの居場所を「ここ」と指定するなら、
それだけの環境を整えなければ、おかしいのではと思いました。

しかし、一方で校舎の日陰になっている部分もあるのです。
「風が通って気持ち良いのに、この部分もったいないですよね」と伝えました。
狭い部屋の中でけん玉していた子たち、その他 工夫次第で、
この場所は 様々な活動で活かせるように思います。
狭い視点ではなく、もっと広い視点で考え、工夫することが必要です。

あまり利用したことがないと思われる低学年の子が、
中に入れずに、暑い中、ひとりポツンと外に立っていました。
声かけしたらやっと中に入れましたが、中でもポツンとひとり。
こういうお子さんに声かけして、うまく巻き込んで遊べないのものか。

人数の多さも、いつもと違うというのはわかりますが、
そう言う時にどのように対応するのか、できるか、
臨機応変な対応がどこまでできるのか が求められます。
それに対応できる力を、各事業者には持って欲しい。
そして教育委員会はそのサポートをして欲しい。
今日は、それを見て確認したかったのです。

鳴り物入りで始めたあいキッズ。
あいキッズができて、小学生は今まで利用していた児童館が利用できなくなりました。
自分で居場所を選択できなくなってしまったのです。
子どもの居場所を、自分の学校の中にある あいキッズに限定したのは、板橋区の教育委員会です。
最初の理念はなんだったのでしょうか?
経費1億円の削減だけが目的では、それは教育委員会がすべきことではありません。

今日の様子は、一見大勢が楽しそうでしたが、隙間に落ち込んでいる子どもがいました。
そして、まさに「芋の子洗い」状態でした。
これから真夏(今年の夏はとても暑いそうです)になれば、
さらに暑すぎて外遊びができなくなります。
その時に、室内でどのように過ごすのか。
また、馴染めない子をどのようにするのか?
さまざまな課題があり、もっと工夫が必要となります。

今日の学校の「きらきらタイム」の子どもは70人。
その70人が1つの部屋に入ったら、キツキツなのは目に見えています。

他の学校に通っている方からは、補食についても、
時間ではなく、内容について相談が来ています。

改めて ここであいキッズの制度をチェックし直し、改善が必要だと思います。
なぁなぁになっていないでしょうか。
管理する方の都合ばかり優先していないのか。
子どもたちが使える拠点を広げるさらなる努力。
板橋の子どもたちの人数は、増えています。

学校との連携、これも今ひとつです。
校長が変わったことに、事業者が気がついていない、これが全てではないでしょうか。

52の学校それぞれが状況が違います。
それぞれの学校がオーダーメイドになりますが、そのためにも
利用しているみなさんのご意見が大事です。
大人だけでなく、子どもの視点でのご意見も、とても大事です。
是非、ご意見、ご感想、ご要望などお聞かせいただけると幸いです。

ところで、鯉は情操教育になるのだろうけど、
どういう経緯で飼っているのでしょう?
水の管理など、経費も気になります

暑すぎて遊べないため、校庭に散水して温度を下げる努力。なかなか下がらない。

雨水利用で環境学習。

池の鯉

池の鯉 こちらは白

個人的には、鯉を見ているのは大好きなのですが。

板橋区のあいキッズについて(板橋区HPより)
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/016/016254.html