4、道徳の教科化と教科書採択について(第二回定例会 一般質問より)

2017年6月8日 00時19分 | カテゴリー: 活動報告

4、道徳の教科化と教科書採択について

 2018年度から「特別の教科 道徳」が始まります。

3月には、小学校の道徳の授業で使われる教科書の、初めての検定結果が公表されました。
「我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ」という点が不足しているという指摘を受けて、
「パン屋を和菓子屋に」などと、教科書会社が修正し、検定を通ったとして、
多くの方が違和感を持ち、話題となりました。

道徳は内心に大きく関係するものです。
それが教科化され、言葉でとは言え、評価をされることになります。

この道徳に関し、どのような教科書があるのか、何種類くらいあって、
内容はどのようなものなのかなど、現在子どもを学校に通わせる保護者だけでなく、
広く区民に知っていただき、一緒に考え、意見を出してもらうことは、とても大事だと考えます。
そのためには、しっかりと周知をして呼びかけることが大事です。

そこでお伺いいたします。

①教科書採択に向けての、教科書展示の閲覧の予定と周知方法については、
どのようになっているのか、お答えください。

 

中教審の答申では「育成すべき資質・能力」を育てるための教科・道徳など、
すべての学校教育において、「主体的・対話的で深い学び」を重視しています。

道徳の授業の中だけでなく、学校生活のどの場面でも、どのような発言をするのか、
どのように身につけていることを実践するのか、態度に表しているのかも評価されるのでしょうか。
何をしていても常に評価につながるとしたら、本音を言いあったり、
その時の素直な気持ちを表わし、育てることは難しいと思います。

②また、人間の内心に関わる道徳を、客観的に公平に評価することを求められる
教師に対しても、前もって理解を深めるためのサポートが必要です。
教育委員会はどのよう考え進めるのでしょうか。

【答弁】教育長より

道徳の教科化と教科書検定に関しまして、教科書採択についてのご質問ですが、道徳の教科書展示会は、教育支援センター内の教科書センターと成増アートギャラリーにて開催し、展示する教科書の発行者数は8社となっています。展示期間は、6月6日から29日までで、教育支援センター内にある教科センターは期間中常設しており、成増アートギャラリーは、施設の休館日にあわせて土曜、日曜、第3月曜日は開設いたしません。展示時間は、両施設とも午前9時から午後5時までとなっております。教科書展示会の開催場所、期間につきましては、「広報いたばし」5月27日号と区教育委員会ホームページに掲載いたします。
次に、道徳の評価についてのご質問ですが、道徳科の評価は、児童・生徒にとっては自らの成長を実感し、意欲の向上につながるものであり、教師にとっては目標や計画、指導方法の改善・充実に取り組むためのものであります。教育委員会では、各校の道徳教育推進教師を中心とした学校全体の組織的な指導体制の充実を図り、道徳科への移行に向けて、授業実践を通じた各教員の指導力向上を推進しているところです。また、学校訪問や道徳授業地区公開講座におきまして、道徳授業における学習評価について指導主事より指導、助言をし、教員の評価力を高めているところです。