子どもの人口増加が反映されないまま、学校を統廃合していいのか?

2016年11月30日 23時57分 | カテゴリー: 活動報告

15241152_1059634644162256_1502643668209610400_n今日は、2016年最後の文教児童委員会でした。
初めから、とても大事な事案でした。
板橋区は子どもの人数が増えていて、既に今年の5歳時までの人口実績が、
H31年の人口推計を上回っています。
それに伴い、子ども・子育て支援事業計画を前倒しで見直すことになりました。
これはとても大事なことです。子育て施策の基本になります。
実態に見合わない数字をもとに事業計画を立てても、乖離が大きくなるばかり。
一番しわ寄せが行くのは、子どもにほかなりません。

3項目めの「中央図書館」に関しての報告は、初めて移設の公園内の位置の案が示されました。
12月19日 18時30分から、区民への説明会があるそうです。(@常盤台地域センター)
まだまだ決めるべき大事なことがたくさんあると思いました。
平和公園のすぐ目の前にある上板橋第三中学校の生徒さんと意見交換をし、その中で、貴重な意見が出ていることが紹介されました。
また、私も初めて知りましたが、今、希望をすると「出張意見交換会」も行っているそうです。
ご活用ください。

その後、議案が複数出されましたが、文言整理などがほとんどでした。
そして、今日のもう一方の大事な審議、陳情と請願 各1本ずつを審議しました。
今日は、椅子が足りないくらいの傍聴者の中での審議となりました。
板橋区議会は、本会議や委員会は基本5時までとしていて、必要に応じて延長をします。
それでも、ここまで延長をすることは、とても珍しいことです。それだけ大事な審議でした。
陳情は
「なります児童館の運営についての陳情」
第1項目 自民党がまず不採択、共産党が採択、公明党と私(市民クラブ)が継続。
「継続」の人数が少ないため、継続とすることがは否決され、態度表明をすることになり、
私は採択、公明党は不採択。
結果、「不採択」となってしまいました。
しかし、陳情の願意とは本筋からズレているところに、なんだか焦点が合ってしまったり、
審議しながら、なんだか違和感を感じました。
しかし、他の委員(議員)が触れれば、私も触れないわけにもいかず、でした。
第2項目 については、自民党は不採択でしたが、その他は継続を主張する会派が多く、
結果、継続審議となりました。
2項目めについては、1月の閉会中の委員会で、また審議されます。

最後は、紹介議員もいる請願です。
「板橋第九小学校の統廃合に関する請願」
結果をまず述べると、自民党と公明党が不採択を主張し、不採択になりました。
私は初めに継続を主張しましたが、継続が否決されたため、態度表明を求められ、採択を主張しました。
請願には、7730筆以上の署名が集められました。
署名活動に参加した区民、
それも さまざまな立場の地域の方が、ずいぶん頑張ったと聞いています。
その署名に対して、署名の正当性を疑う発言や、請願提出の関係者に関する発言が議員よりありました。
とても残念な意見で、民主主義への冒涜にも聞こえました。
それも、署名を集め、活動していた地域の方が 大勢傍聴している前で、です。
終わってから、傍聴の方が泣いていて、とても心が痛みました。

 

自分たちにできることは「署名」を集めることだと思って頑張ったそうです。
本当の地域の姿、活動している方のことを知らないまま、あのような発言があったことに、
傍聴者の多くが深く傷ついていることが、よくわかりました。
地域で自治に目覚めた人へのこのような対応、沖縄の高江で起きていることの縮図のようにさえ感じました。

これで、「やっぱり学校足りなくなりました」などという事態になったら、お話になりません。
特に今回は、子どもの人数が落ち着くまで、様子を見るために、一時凍結をしようというものであり、
計画そのものを否定するものではありません。
今日、午前中の委員会での質疑は、まさに板橋区の子どもの推計についてであり、
子ども・子育て支援事業を前倒しにして見直さなければいけないほど、子どもの人数が増えているのです。
その事項を話し合ったばかりなのに、午後、それが教育委員会になると反映されない。
5歳までの子どもの数が増えるなら、小学生の人数だって、今の推計値より必ず増える、
それが、自然な考え方ではないでしょうか。
なぜ見直しもしないまま推し進めるのでしょうか。

かつて大山小学校が閉校になり、学校がなくなった跡地には大規模マンションが建つことになりました。
跡地の周りには、都営住宅も新たに建て直されました。
学校はなくなったのに、子どもの数は確実に増えています。
その教訓を、どうして生かせないのでしょうか。
結局は、大規模化した学校の中で、子どもたちにしわ寄せがいく、そんなことを繰り返してはあってはならないことです。

12月12日、今年最後の本会です。
この請願の委員会決定に対する反対討論を行います。
今年の本当の〆は、怒りと悲しみに満ちた討論となることでしょう。