「緊急事態条項」 そして「放送法」と報道機関への政府の介入

2016年2月11日 23時56分 | カテゴリー: 活動報告

「緊急事態条項」

どんなに恐ろしいものか、ご存知でしょうか?

 

東日本大震災の時、緊急事態条項がなくて、なにか困ったことがあったでしょうか?

あれほど甚大な災害でも、自衛隊法など、今の法律で対応できることばかりでした。

「災害時に必要」というのは 言葉のあやです。

政府のやりたい放題にするための法律が「緊急事態条項」です。

 

そして気になること、

先日から、高市総務大臣が衆議院予算委員会で、「放送法」について発言しています。

「テレビ局などの放送事業者が『政治的に公平ではない放送』を繰り返すならば

電波を停止することもあり得る」

というものです。

この中での「政治的公平」は、あくまでも安倍内閣サイドから見てのものであり、

まさに、「与党に反対する人の意見はテレビで放送するな!」

という偏ったものであり、

こんな「差別」を、堂々と委員会の中で発言してしまうことに

人権無視、差別の奨励も感じ、驚きを隠せません。

子どもたちに「いじめは悪いこと」と言っても、

大人が「いじめ」と同じようなことをしている限り、無くなるわけがありません。

 

小学校に入学して一番に先生が教えてくれることの1つに

「他の人の意見は、最後まで聞きましょう」

というのがありますが、この高市大臣の発言は、

「自分と違う意見は聞かなくていいし、

お互いを尊重しながら話し合うことなんてしなくていいんだよ!」

と言っているのと、同じではないでしょうか。

まさに、民主主義を否定するものです。

 

公の場である、放送による表現の自由を確保するための法律を曲解して

その時の政府が権力を傘に着て、報道機関に介入することは、

まさに、戦争を「平和」と言い換えてしまう安倍総理の言葉のトリックと同じです。

 

そして、放送に政府が介入することは、まさに「言論弾圧」であり「いつか来た道」の象徴です。

 

政府が、私たちひとりひとりの発言、思考を監視し取締り、

自由な発言ができなくなる。

(道徳の教科化もこれにつながると危惧している。)

 

「戦争のつくり方」という絵本に書いてあることと、

同じことがこの日本で、「今」繰り広げられています。

どうか、無関心でいないでください。12670463_882330601865158_4307849921590902838_n12705394_597379647079330_6118780401766665242_n