聴覚障がいと、手話通訳と気づき

2015年12月19日 20時57分 | カテゴリー: 活動報告

今日は、板橋区聴覚障害者協会 創立45周年の 総会と 忘年会がありました。

初め壇上にいたため、
私からは手話通訳の人しか見えなかったのですが、
スピーチをすぐにパソコンに打ち込んで、こんな風に文字にして映し出していました。

都内に2000人の聴覚障がい者がいるそうで、
うち200人が板橋区在住。
1割もの方がいるということに、驚きました。

また、聴覚障害と視覚障害 両方を持っている方は
区内に60人もいるそうです。

 

手話通訳の方を通して、さまざまなお話を伺いました。
たくさんの気付きを頂きました。

昨年10月に、板橋区議会では
手話言語法の制定について、国に意見書をあげました。
その際、委員会や本会議に関係者の方がたくさん傍聴にいらっしゃり、
委員会室や本会議場の傍聴席に手話の方が立っていました。
私は議会の中で手話の方が通訳するのを初めて見ました。
皆さんの熱い思いが伝わってきました。

私も以前「いがらし」と手話を教わったのですが、不確かになってしまい
改めて五十音での手話で 「いがらし」 を覚えようと思ったら、
指の形とかが難しくて、今日に間に合いませんでした。

懇談のなかで、「五十音でない方法で表す方法について聞いたことがあるのですが…」
と申し上げたら、「五十嵐」 という漢字と状態を活かし、「五十」と「嵐」での名前の手話を教えていただきました。

板橋区議会には46人の区議がいますが、
区議全員が、せめて自分の名前を手話で伝えられたらいいなぁ と思いました。
会派の中で提案してみようかな。

また、板橋区には手話通訳の講座があり、私の知り合いも3人習っているときいたことがありますが、
今日お話してみたところ、板橋区の手話はレベルが高く、講座も厳しいのだとか!

今日の手話通訳の方たちも、みなさん即座に、的確に、分かりやすく伝えてくださり、
素晴らしくて、感謝感謝でした。

2020年はオリンピック、パラリンピックがあり、
手話通訳者がたくさん必要になるといわれていますが、現状では間に合いません。
また国際的な手話はあるものの、
会議で使われるもので、一般の方には普及していないとのこと。
目から鱗のお話でした。

そして、アトラクションでの 「爆弾三人娘」
こちらは舞台のお写真がNGでしたので残念ながら画像はありませんが、
「おねえ」(ご本人の希望の呼ばれ方)の 聴覚障害者のみなさんの
楽しく、深い、ためになるステージでした。

聴覚障害と言いながら、ピンクレディの音楽など、
テンポが次々に変わる音楽に合わせて踊る姿は、障がいをまったく感じられず
どのようにしたらこんな風に踊れるのかと 驚きました。 すごいことです!

また、手話は無表情でするのではなく、表情も添えて通訳することを
解りやすく巧みに教えてくださいました。

 

参加者の方のお着物姿がとっても素敵でした。帯留めはサンタさんのブーツ、半衿は柊、色合いや帯の柄も、全身でクリスマスを楽しんでいらっしゃいました☆彡

また、聴覚障がいの方には、
災害時の情報が届きづらいという課題があります。
テレビを見ていても断片的でわかりづらいという指摘があります。
 
また、私がお話を伺った方は、
311の時に手話で情報を伝えようかと思ったけれど、
それができなかった、そのことを、今でも後悔しているとのことです。
 
二つの障がいを抱えている方にとっては、尚さらのことでしょう。
避難するにも避難できないだろうと、みなさん心配しています。
 
地域に民生委員さんがいても、手話ができなければ
なかなか意志の疎通や、情報の提供が難しいと思います。
どのように支援をしていったらよいのか、
大きな課題をいただきました。
 
これからも必要としていらっしゃる方に寄り添いながら
歩んで行きたいと思います。