長崎平和祈念式典と台湾と平和~灯る戦の火種を消すこと~【830国会包囲行動】

2015年8月31日 03時18分 | カテゴリー: 活動報告

8月9日、戦後70年の長崎平和祈念式典に参列してまいりました。

11時2分、街中のサイレン、そして教会やお寺などの鐘が鳴らされました。

その中で黙祷をしていると、自然に涙が溢れてきました。

田上長崎市長の平和宣言では、政府に抑止力に頼らない平和への努力、

安保法案の慎重審議を求めました。

会場から大きな拍手が湧き、終わってからもしばらく拍手が鳴り止みませんでした。

また、被爆者代表の谷口稜嘩(すみてる)さんのスピーチは、まさに命をかけたスピーチ。

肺活量が他人の半分しかないという中、ときどきかすれる声でご自身の悲惨な戦争体験、

安保法案反対にも言及し、惜しみない大きな拍手が送られました。

山本太郎さんの献花、献水では会場から自然に拍手が沸き起こり、「これぞ民意!」と感じました。

 

14日には戦後70年の総理談話も出されました。

もともとの定義とは真逆の 安倍総理独自の「積極的平和主義」

この「積極的平和主義の旗を高く掲げ」では、

「安保法案という御旗をあげるぞ」という宣誓のようにも聞こえました。

そして主語のない文章は、上っ面だけの体裁を整えた、心をどこかに置き忘れたものに感じました。

 

そして、昨日の国会包囲行動です。

自由の森学園の生徒たちが歌う レ・ミゼラブルの「民衆の歌が聞こえるか」の歌詞が胸に刺さりました。

  ♪ 怒れる者の 歌が聞こえるか 鼓動があのドラムとこだまする時 ♪

そして、「ヒロシマの有る国で」

   ♪ ヒロシマの有る国で しなければならないことは

    灯(とも)る戦(いくさ)の火種を 消すことだろう ♪

私たちが、今なすべきことが、自ずと示されていると思う。

あの戦争を繰り返さないためにすることは、武装ではありません。

原爆だけがダメなのではなく、戦いの火種を作らないこと、平和を生み出していくことが大事なのです。

外交での話し合いで平和を生み出していく努力をすることが、今一番求められていることだと思います。

7月に台湾に視察に行った際に、台湾東海大学の陳泳峰先生は、台湾の徴兵制がなくなることを教えてくださいました。

「どうして そんなことができるのですか!」と驚いて伺うと、

「台湾には敵はいないと考える」と教えてくださいました。

台湾のすぐ隣にあるのは、どこでしょう?

安倍総理が、盛んに敵国とみなし 恐れている中国です。

そして、

「台湾はこの70年間、一度もアメリカ軍に守ってもらったことはない、それでも平和だった。

それなのに、どうして日本はそんなにアメリカを頼りにしないといけないのか」

と お話くださいました。

安倍総理や、日本政府がしようとしていることは、まさに逆のことなのです。

 

戦いの火種は、戦いでは消せません。

それは、今までのアメリカ軍の戦闘行為を見ていてもわかるのではないでしょうか?

かえってテロなど、無用の戦い、憎しみを生み出してしまっています。

私たちが願い、欲しいのは、戦いではなく「平和」です。

 

 

 

 このまま戦後80年、90年、100年と平和が続きますように。