予算総括質問より HPV(子宮頸がんワクチン)について ③

2015年3月24日 10時26分 | カテゴリー: 活動報告

(おわりに)

平成21年度~25年度に板橋区内で子宮がんで亡くなった方の統計です。

よく、20代の子宮頸がんが増えた、だから子宮頸がんワクチンが必要だといって推進している人がいますが、板橋区において20代でなくなった方は1名のみ。

子宮頸がんか子宮体がんか不明です。

現在のワクチンでは、6~8年ほどしか有効とされていません。

12歳のお子さんに接種しても、20歳で効果が切れてしまいます。ターゲットはいません。

もしも、もしも製薬会社の言うように、20年は有効だろうと見込んだとしても、40歳未満の死亡者数を見ると、4人で全体の2、85%です。

では、本来のターゲットはと見ると、死亡者が多くなるのは60歳以降です。

5年間で140人中102人、72、85%です。

しかし、このワクチンはHPVウイルスに感染していない人に有効だとして、少女たちに接種を勧めているものです。

6~8年しか有効でないものを、いくら若い時代に接種しても、一番のターゲット60歳以降までには、すでに効果はありません。

それにもかかわらず、多くの予算(今までで約4億3200万円)を使っているのです。

ヒトパピローマウイルスに感染している人にこのワクチンを接種すると、かえって症状を悪化させてしまうとの報告もあります。

一方、子宮がん検診を見ると、区内での検診はたったの

1割です。

効果のないワクチンに多額の予算を注ぎ込むより、長い時間をかけてがん化するこの子宮頸がんの特性から言っても、検診の方が安全で有効です。

今は、積極的にはワクチンの推奨はしていませんが、これから先も、今話したことは、肝に銘じて取り組んでほしいと思います。

検診の必要性の周知、そしてリプロダクティブヘルツライツの理解のもと、女性だけでなく男性も理解しつつ、取り組んでほしいと要望し、この項を終わります。

 

女性部会(東京・生活者ネットワーク)でのHPVワクチン勉強会にて 水口弁護士を講師に