危機管理が甘い! ~板橋区内発砲事件に際して~

2015年1月15日 08時55分 | カテゴリー: 活動報告

昨日から、ニュースで板橋区内での発砲事件が報じられています。

昨日の午後、小学校の保護者の方から、「こんな一斉メールが来た」と情報をいただきました。
朝からヘリが低い所をずっと飛んでいるなと思ったら、この事件があったからでした。
メールをいただくまで全く知らず、驚きました。

教育委員会は、保護者には一斉メールをしていましたが、文教児童委員会に所属する私や他の委員には何も連絡がありませんでした。
こんなに大事なことなのに!!

偶然一緒の勉強会に参加していた区議の方たちがいましたので、ご存知か確認していましたが、ご存知なのはネットの情報で知ったというお一人だけでした。

登録している防犯メールでは何も連絡はありません。
事務所にも、FAX.などで何か連絡が来ていないか確認しましたが、やはりナシ。

勉強会後、危機管理室、そして教育委員会に電話をして確認をしてみました。

危機管理室は、ことを無用に大きくしたくないという認識でしたが、すでに情報は発信させられています。
「教育委員会が情報を送ってしまったから」というような認識では、甘いと思います。
どうして痴漢や猥褻な情報に関しては情報を出すのに、銃での犯罪、それも銃を持ってまだ逃げている犯人がいることを知らせないのか。

「ホームページには載せました」
危機管理室の答えです。
どれだけの人が、わざわざホームページを見るでしょうか?
自分から見るアクションを起こさなければ、何もわからないのです。
板橋区のホームページを見たことがない人の方が多いはずですし、ホームページを見ることができない環境の人も多いのです。
それとも、それだけたくさんの区民がいつもホームページを見てチェックをしていると胸を張って言えるのでしょうか?

仕事や用事で出かけている保護者に、連絡が来ても、すぐにはどうすることもできない保護者の方が多いのです。

小学生だけでなく、中学生も集団下校をしている事実があります。
防犯情報を出すことで、下校を地域の人たちに見守ってもらうという発想はなかったのでしょうか。
情報がなければ、放課後、外に遊びに出ているお子さんたちを、地域の目で見守ることもできません。
何が本当に必要なのか、机の上でだけ判断するのではなく、正しい情報を発信することで、地域の方にも呼びかけ、区民自身が判断できるようにすべきではないでしょうか?

また、教育委員会のあり方も疑問です。
指導室長と話していても、教育委員会からの一斉メールが私たち議員に届かないことに問題をすり替えているように思えました。
近隣の自治体には伝えたということです。
それなのに、どうして、自分の自治体の、教育に関係する委員会には何も連絡がないのでしょうか?
区民の方に知らされて初めて知るような状態で良いのでしょうか?
根本的なところが違っています。

来週は、議会は閉会中ですが、文教児童委員会があります。
是非、その時に問いたいと思います。
教育委員会には、しっかり対応して欲しいと同時に説明を求めたい。

このように情報の発信1つとっても、縦割りであることを痛感しました。
1つの情報に対しても、どこが関係していくのかと考え、想像し、横断的に対応できないようでは、致命的です。
災害だけでなく、すべての事業についてもそれは言えると思います。

(参照)下記は、保護者に届いた一斉メールの内容です

【再送】【教育委員会】双葉町付近で発生した発砲事件とその対応について(注意喚起)
教育委員会事務局庶務課からのお知らせです。
平成27年1月14日(水)未明に板橋区双葉町31番地付近で発砲事件が発生しました。
状況からみて、通り魔的な犯行ではないと考えられるとの板橋警察からの情報提供がありました。犯人は逃走中です。
現在、板橋警察ではパトロールを強化しております。
なお、事件が発生した板橋地区の小・中学校においては、集団下校の措置をとっております。(部活動なし。)また、同地区の各学校から保護者宛てに、集団下校する時間や対応等についてお知らせがあります。
※「板橋地区」に該当する学校は、以下の通りです。
・板橋第一小学校
・板橋第二小学校
・板橋第四小学校
・板橋第五小学校
・板橋第六小学校
・板橋第七小学校
・板橋第八小学校
・板橋第九小学校
・板橋第十小学校
・金沢小学校
・中根橋小学校
・加賀小学校
・板橋第一中学校
・板橋第二中学校
・板橋第三中学校
・板橋第五中学校
・加賀中学校
板橋区教育委員会事務局 庶務課・指導室