ホタル館の視察に行ってきました(1)

2014年7月10日 08時22分 | カテゴリー: 活動報告

ホタル館の視察に行ってきました。
この四角い網の箱の中に成虫が入っています。

ホワイトボードの数は、この夏見つかったホタルの数。
1月末の調査の23匹という予想よりは多く
ヘイケとゲンジで計約100匹の成虫が
施設内のせせらぎから見つかったようです。

しかし、成虫2万匹の乱舞には遠く及ばない数字です。
2万匹の成虫がいるには、
少なくとも8万匹の幼虫がいる必要がありますが、
それではせせらぎのいたるところにびっしりと
幼虫がいる計算になります。

また、ホタルは卵から孵化する割合は高いものの、
自然界で成虫になれるのは卵の1%ほど、
また、限られた施設内では近親交配が懸念されますが、
4、5代目からガクッと成虫になる率が下がることなど、
報告も聞かれました。
最初300個から始まったホタルが
20000匹の成虫になるには
25代を経てきたとされる板橋のホタルは
ちょっと説明が苦しいな、というのが
正直な感想です。

水槽の写真はカワニナです。
孵化したばかりのホタルは、
自分の体の大きさにあったカワニナを食べますが、
自然界にはその大きさのカワニナはいても
人工飼育では、業者から買うにしても
なかなか手に入らず
自分でカワニナも飼育するか、
大きなカワニナを細かく切って与えるしかないとのこと。

当初聞いていたよりも、
ホタルの飼育そのものはポイントを押さえれば簡単にできるようですが、
一番の問題は、餌さとなるカワニナの確保だと感じました。

室内のせせらぎで、数匹のホタルの光を見ることができましたが、
どれも飛ぶことはありませんでした。

乱舞するホタルより、この数匹のホタルの光の方が
いとおしく、自然だなと感じました。

今年生まれたゲンジ、ヘイケの数

カワニナの水槽