都議会のセクハラヤジと人権

2014年6月24日 10時29分 | カテゴリー: 活動報告

 先日、都議会の一般質問の際に、セクシャルハラスメントのヤジがあり、

大きな問題となっています。

6月23日から29日までの1週間は、「男女共同参画週間」です。  

 

 昨日は、自民党の鈴木章浩都議が、塩村文夏都議に謝罪をし、

記者会見を行い、会派を離脱しました。

今回の、ほかのヤジについては、特定ができなかった、と報道されています。

 

 鈴木章浩議員が名乗り出て、会派を離脱しましたが、

それで問題は終わりではないはずです。

 

 議会の中でヤジを飛ばすのは、「不規則発言」であり、ルール違反

板橋区議会でも、私の一般質問中など、以前ずいぶんヤジがありました。

 昨年の決算総括質問では、HPVワクチンの質問の際、

ワクチン被害者に対して、たいへん失礼なヤジがあり、抗議の要請文を出そうかなど 

考えたこともありました。

 また、ある一般質問では、ヤジがひどく、うるさいため、

傍聴席で聞いている傍聴者に聞こえづらい状態になり、

傍聴者が一番前の記者席に移動し、誰がうるさいのか覗き込む という場面がありました。

 また、その際、質問終了後ヤジのうるささへの抗議の意味も込めて拍手をした傍聴者には、

議長から注意が入り、事務局の職員からも注意がありましたが、

原因を生み出した議員には何のお咎めもなく、おかしいではないかと、

傍聴者が抗議した ということもありました。

 

 小学校に入学すると、まず「人の話は最後まで静かに聞きましょう」と先生が教えてくれます。

それができていない状態があること自体、問題です。

 

 しかし、今回の問題は、それだけではありません。

それ以上に、公の場で、都民によって選ばれた議員が女性蔑視・人権侵害の発言をし、

本人だけでなく、周りの多くの議員、議長もそれを容認してしまったことです。

 

 問題は、これから「いじめ防止条例」を議題とする議会で、

明らかに人権の侵害が行われている、

そして本人は問題にも気づかず周囲の議員もおかしいと気がつかない

自浄することができないということです。

 

 「ヤジがここまで問題になるとは思わなかった

と、複数の自民党都議が答えたという報道からも、そのことは伺えます。

 

 今回は、都議会・生活者ネットワークをはじめとし、フェミニスト議員連盟など

女性の方々が要請、抗議していますが、男性の顔が見えてきません。

 保身のみしか見えてこず、「それはおかしい」と是正しようと動いている姿が見えません。

男性自らが、しっかり問題提起し、その対策を取るよう具体的な動きをすべきです。

そうでなければ、今回のようなことは、また繰り返されることでしょう。

 

 国連でも、女性に関する問題は、女性だけが動くのではなく、

然るべきポストの男性が毅然とした態度で発言し、動くことで流れが変わり、

問題解決にスピードが加わると伺ったことがあります。

 

 ただ、犯人探しをし、名乗り出たからそれで良し、とするのではなく、

根本の部分から反省し、是正し、二度と繰り返さないように取り組みをすべきです。

 

それが、2020年オリンピックを開催しようとするtokyo」の姿ではないでしょうか?

議会が変わることを期待します。

 

もちろん、このようなことは、板橋区議会をはじめとして、各自治体でもあってはならないことです。

 

都議会生活者ネットワークが

セクシュアルハラスメント発言に対する要望書」を議長に提出しました。

こちらをご覧下さい。

要望書の内容、様子が記されています。

 

都議会生活者ネットワーク「セクシュアルハラスメント発言に対する要望書」を提出