一般質問 2.低炭素社会に向けて

2013年6月5日 17時43分 | カテゴリー: 活動報告

2013年6月4日 一般質問

2、低炭素社会に向けて

 区内の温室効果ガス排出量削減の取り組みを、総合かつ計画的に推進することを目的として、「板橋区地球温暖化対策実施計画」が策定されました。
 計画の中で、温室効果ガスの排出量は原子力発電所の運転停止による排出係数の増加、世帯数の増加により、排出量の増加を見込んだ数値となっています。
 しかし、そもそも必要なエネルギーを削減すれば、原発が停止したからといって、火力などの発電量を増やす必要はなくなります。
 省エネルギー化をはかり、節電をすることは、原発に頼らないだけでなく、原料となる原油やガスなど海外からの輸入も削減されることになり、外国の情勢やレートによる電力料金への影響も少なくなります。
 板橋区の特徴として、家庭の温室効果ガスの割合が全国平均や東京都の平均よりも多く、これから単身世帯がますます増加することが課題となっています。このように考えると、家庭部門における二酸化炭素の削減が重要な課題です。

 住宅の断熱性能を向上させることは、冷暖房にかかる電気量を抑制することになります。見落としがちなのは、1つの部屋があると、少なくともその1/4が窓だということです。
 壁の中には断熱材が入っていますが、広い面積を占める窓は、直接外気にさらされ、熱伝導も大きい部分です。その対策がほとんどなされていません。
 実行計画の中で、施策の方向性に「環境産業の振興」と掲げ、「区内事業者による環境技術・環境配慮製品の開発」や「環境配慮製品・省エネルギー型商品の普及促進」とあります。
 区では毎年「板橋区製品技術大賞」を設けています。この賞の過去の受賞製品の中には、大きな費用をかけずに、住宅の断熱性能を向上させ低炭素社会の推進に貢献する製品があります。
 しかしながら、環境や省エネをキーワードに、受賞した製品を検索することが難しい状況です。これを改善することはできないでしょうか?

 次に、低炭素社会の推進に向けて、住宅の断熱性能を向上させることは重要な課題であると考えます。現在の窓を二重窓やペアガラスにすることで、断熱性能が向上する、このようなリフォームに対して、区は助成金を設けることはできないでしょうか?

   また、区の公共施設においても、建物の断熱性能を向上させることで二酸化炭素の排出量の大幅削減は可能となります。たとえ初期投資は必要としても、長期にわたり、省エネルギーへの貢献はたいへん大きいと考えます。普通に暮らし、そして仕事をしているだけで、いつの間にかエネルギーを節約できる。区内の家庭、事業所、施設など、まちの至るところで節電をすれば、電気が余ることから、見えない発電所を所有するのと同じになります。発電所に対して「節電所」として省エネルギーをとらえることも重要な視点です。
 そのためにも、今後、板橋区における公共施設の設計において、壁だけでなく窓も含めた建物の総合的な断熱性能の向上について、どのように考えているかお聞かせください。

 

  ※一般質問の内容は、4つの質問ごとに順次HPにアップしていきます。