子宮頸がんワクチン接種の中断・中止を厚生労働大臣に要請

2013年5月29日 12時05分 | カテゴリー: 活動報告

5月17日(金)東京・生活者ネットワークは、安全性や有効性について充分な確認・検証などの体制が整備されるまでは、国として子宮頸がんワクチン接種を中断し、課題が残る場合はワクチン接種を中止するよう求め、厚生労働省担当者と面会し、厚生労働大臣あての要請を行いました。
私も生活者ネットワークのメンバーとして参加しました。
参加メンバーからは、杉並での事例の説明の他、様々な意見や質問も出ました。
私は、サーバリックスとガーダシルの2種類のワクチンの「混合接種」について質問させていただきました。混合接種が起きること自体、接種を受ける側だけでなく、医師においても子宮頸がんワクチンに対する基本的な知識が周知されていないことを示しています。
臨床試験も不十分なまま取り入れられ、そして接種する側・される側の理解も不十分なまま接種を続けるというのは、あってはならないことだと考えます。受けている女の子たちは、まさに実験台にされているということに他なりません。

 また、会の最後に厚生労働省の担当者は、かつて1990年代にワクチンをやめ、20年間新しいワクチンを入れなかったワクチンギャップがあり、そのために今風疹が流行しているという発言がありました。
参加した私たちメンバーから一斉にブーイングが沸き起こりました。
風疹と子宮頸がんでは、まったく感染の仕方が違います。それを、国のワクチンの担当者が一緒くたに扱ってしまうことに驚きと強い怒りを覚えました。

 その後、新宿に移動し、要望書を提出したことを報告しました。
「子宮頸がんワクチン」のチラシを自分からもらいに来る人も多く、関心の高さを感じました。
今回、国に要請を行った内容をもとに、6月4日の一般質問でも「子宮頸がんワクチンについて」を取り上げます。
3月に被害者の連絡会が立ち上がり、報道でも取り上げられるようになり、子宮頸がんワクチンの副反応が知られるようになって、副反応で悩む方たちからの問い合わせが連絡会に200以上届いているとのことです。
三種混合ワクチン(MMR)のときも、副反応が知られるようになった途端、副反応の報告が急激に増え、そして中止になったという事例があります。
まずは、中断して安全を確認し、体制を整えることが大切です。急げば急ぐほど、苦しむ人を増やすことになります。そのうえで、少しでも問題が見つかった場合は、接種の中止を求めます。

【要望内容】
 1. ワクチンの効果の限界や副作用の可能性について、自治体が十分な説明を行うよう、国として対応する。

 2.  副作用について、任意接種時の症例も含め、広域的に調査、原因を究明し、治療・症状の改善に努める。また、情報提供によって、今後、さらに副反応の事例が急増することが予測されることも踏まえ、相談体制、救済の仕組みを拡充する。

 3.  子宮頸がんを予防、罹患を減らすという本来の目的に鑑み、検診率の向上を目指し、検診を受けやすくするための工夫について早急に研究、実施する。

 4.  ワクチンについてのリスクも含めた教育、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点での教育をすすめる。

 5.  以上について、HPVワクチン接種を中断した上で、体制を整備する。多少なりとも課題がある場合は、接種を中止する。