第4回定例会議 一般質問 その4

2012年12月5日 16時04分 | カテゴリー: 活動報告

4、中学生に社会保障についての学びを

 最近の若者は、ハローワークという言葉を知らない人が多いそうです。

 言葉を知らないということは、それがどんなものであり、
どんな時に利用するのかも知らないということです。

 私たちは、当たり前のように「扶養家族」や「扶養控除」「世帯主」などという言葉を使いますが、その1つ1つの言葉をどのくらい理解しているかといえば、何となくという人が多いのではないでしょうか。

 「年金」など、社会保障についても、わからないまま20歳を迎え、親御さんも自分の時と制度が変わっているため、戸惑うことも多く、そのため年金の未納となってしまう場合もあると聞きます。

 健康保険においても、離職、結婚と、その都度変更の手続きが必要です。そのことを知らないと、手続きに手間取ったり、健康保険が使えなかったりと、影響が大きいのですが、実際十分に理解している人は少ないのではないでしょうか。都立高校では、社会保障についての授業も行うようですが、高校生全員が学ぶわけではありません。

 社会にでてから必要な最低限のことを、中学生のうちに
もっと実践的に学び、全員が知識を持っている必要があると考えます。

 昨年度、都立高校では、全日制、定時制を合わせてと3337人もの生徒が中途退学をしています。中には進路変更希望者もいますが、その全員が次の進路に進んでいるかはわかりません。私立高校の退学者数は、これにプラスされることになります。この生徒たちは、ある日突然、社会に放り出されることになってしまいます。
 就職しよう、資格を取ろうと思っても、どこでどうすれば良いのかわからなければ、将来へ繋げることもできません。

 困ったときに自分の助けとなる制度の知識があるか否かは、その後に及ぼす影響が大きいと考えます。今は、ネット上でもハローワークの検索ができますが、ハローワークを知らなければ、それすらできません。

 子供の将来は、門戸を広げてあげることが大切です。そのためにも、中学生のうちに、社会保障についての より実践的な学びの時間を、たとえば卒業前に数時間作るなど、実効性のある取り組みを要望いたします。

 以上、板橋・生活者ネットワークの質問を終わります。