2月3月に行った補正予算・予算総括質問より

2012年4月23日 18時00分 | カテゴリー: 活動報告

<日光・榛名移動教室について その1>

 2月29日に補正予算総括質問、3月21日に予算総括質問をしました。
 しかし、補正予算総括質問は、答弁もあわせて6分。
そこで、2つの総括質問をあわせて、一連の質問の項目を考えました。

 その中から、今日は「日光・榛名移動教室について」を報告致します。
 なるべく具体的な内容を答弁が欲しかったので、先に教育委員会に要望をし、自分が使う質問時間も考慮しました。

 また、事前に教育委員会にはヒアリングを重ねましたが、行き先を変えるという考えはないとのことでしたので、それならばいかにしてリスクを回避するか、子どもたちの安全を担保するかに視点を置き、質問をしました。

 下記にその質問内容をまとめたものを記します。

<日光・榛名移動教室について>

 学校の行事には、教育委員会に権限があるものと学校長に権限があるものがあります.
日光・榛名の移動教室は、教育委員会全体で進めている行事です。

 豊島区では、2011年度の移動教室は余震への対策から、移動教室を日光から別の場所へ変え、2012年度も放射能の不安から引き続き別の場所へ変更すると聞いています。

 しかし板橋区は、2012年度も移動教室は日光と榛名で実施します。
 
 日光市は2011年12月28日に、汚染状況重点調査地域に指定を受けました。
 汚染状況重点調査地域とは、その地域の平均的な放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の地域を含む市町村を、地域内の事故由来放射性物質による環境の汚染の状況について重点的に調査測定をすることが必要な地域として、市町村単位で指定するものです。
   
 2012年1月には、日光市や那須町などの子ども対象に、ガラスバッジの線量計が配布され、ガラスバッジをつけて登校しているお子さんもいます。
このガラスバッジは、本来、放射線管理区域で働く人々のためのものです。
 
 また、同じ日光でも、市内でずいぶん放射線量が違うようです。
日光市発表の放射線量の測定結果を見ても、同じ日光市内の学校でもずいぶん違います。
 例えば、2月24日の測定結果(28日時点で最新データ)では、0、41μSv/h(地上50cm)の小学校が3つもあります。
それに対して、同じ日に1つの小学校は0、10μSv/hと、同じ市内で大きな差があります。
 
 環境省は、日光は大丈夫と打ち出しましたが、板橋区の現在の除染基準となっている1m0、23μSv/hの空間線量を、平常的に越えている場所がたくさんあります。
 先ほどの2月24日発表の日光市内小中学校の測定値を見ても、40校中17校が0、23μSv/hを上回っています。
 この数値を見れば、どうしてわざわざ、住んでいる板橋区よりも放射線数値の高いところへ子どもたちが行く必要があるのか…と、多くの保護者が不安を抱くのも当然だと思います。

 移動教室を日光、榛名のまま行うとしたら、この不安にどのように寄り添い、応えていくのか?

 移動教室は、たいへん有意義な学びの場、体験の場であると認識しています。
 子どもたちにとっても、保護者にとっても、初めて親と離れて寝泊りする機会となるご家庭も少なくないはずです。 
 だからこそ、この意義の大きい移動教室を行うにあたり、少しでも不安を解消し、どうしたら笑顔で送り出すことができるのか?
子どもたちの安全をどのように担保し、リスクを回避することができるのか。
この点がたいへん重要になると思います。 
移動教室の成果にも大きく影響するはずです。 

 ◆質問;現地の活動する各ルートの放射線量の事前調査と情報公開について

 ◇答弁;今年度も改めて現地の線量を各ルートで、事前に測定する。
その結果を学校ごとだけでなく、区のHPも含めて公開する。
公開する際も、細かい場所まで記して公開する。 
例えば ○○のベンチ横etc.

                                         (その2へ続く)