医療・介護連携型 高齢者専用賃貸住宅 見学

2011年11月22日 18時21分 | カテゴリー: 活動報告

 日野市の多摩動物公園から徒歩2分の場所に「風のガーデン」があります。
 ここは、東京都 医療・介護連携型 高齢者専用賃貸住宅モデル事業として開設されました。

 高齢者専用賃貸住宅の1階に、希望をする入居者のみなさんがお食事をする共有のスペースがあり、私たちは、その場所で説明を受けました。
 同じ敷地内には訪問介護ステーションとデイサービスもあります。
 しかし、この住宅に住んでいるからといって、全員がこのデイに通っているわけではありません。また、介護サービスの事業者も、他の事業者を選ぶことができます。また、訪問診療や入院対応の病院、訪問介護との連携もなされています。自分にあった利用方法が選択できます。
 
 ここでは22人が入居し生活していますが、自立の方が2人、介護度4と5の方が各1人と、いろいろなニーズを持った方が生活しています。22人のうち16名が日野市内からここに移り生活をしている方です。
 以前生活していた地域の方たちと絆を持ったまま移り住んでいて、ここから町の老人会に通われている方もいます。
 お部屋同士の行き来も自由です。

 昨年の11月1日にオープンして、2月、3月ですでに満室、今は待機をしている方も多数とのこと。

 厚生年金の範囲で生活できるようにと、周辺のワンルームマンションと同程度の家賃設定になっているそうです。

 それでも、家賃8万3500円に管理費、基本サービス料、水道光熱費などを加えると15万円以上となり、それに配食サービスもというと20万円以上。
 誰でも・・・・ということは難しく思いました。(当初、家賃をもう1万ほど安く設定しようとしたら、東京都からの指導が入り、この金額になったのだとか。)

 この住宅の特徴でもある「基本サービス費」には、安否確認や緊急時対応、生活相談、ゴミだし、排泄解除、食事介助、服薬管理、更衣介助、体位交換なども入っているそうで、介護保険では隙間が生じてしまう部分も、このサービスで補うことができるそうです。
 だからこそ、介護度4と5の方も安心して住み続けたいと思えるのでしょう。

 このような住宅は、東京都内に4か所あります。
 現在、板橋区内でも2件の申請が予定されているそうです。

 板橋区内にも、このような高齢者専用住宅が欲しいと思いつつ、やはり課題となるのが、その費用です。
 区の土地を安く貸し出すなど、区の強い支援が必要だと考えます。