一般質問 報告 1

2011年10月6日 17時04分 | カテゴリー: 活動報告

 9月30日、一般質問を行いました。

ヒアリングでの経緯を交えたり、要点をまとめながら、その報告をいたします。

1、板橋区におけるごみ処分の安全性の確保及び清掃工場などの焼却灰利用について 

 ①これから増える落ち葉ごみについて
 ヒアリングでは、柏市で剪定枝などごみと分類して焼却したところ、剪定枝などを除いたものの焼却灰の値が、低くなったという報告も含めて、お話をしていました。    
また、東京二十三区清掃一部事務組合でも、これから落ち葉ごみに表土のセシウムが付着して、焼却灰のセシウムの濃度が高くなるだろうと予想していることも伝えています。
 
 <答弁>
 板橋清掃工場では、これまで剪定枝が原因となって、放射線量が高くなったという報告は受けていない。今後、測定結果を注視しながら、その値が上昇する傾向が見られた場合、改めて東京二十三区清掃一部事務組合に適切な対応を求めていく。

 ②子どもたちが使用する施設のコンクリートには、これからも溶融スラグをしないよう要望。ヒアリングでは、どこの課が担当するのか、問題になりました。それぞれ部署の方たちが議論しました。行政にも理想と現実があり、それぞれの課の考えがあり、いかにその方向性を出せるか探っているのだなと感じました。
一見、短い答弁ですが、実はいろいろな思いが詰まった答弁だと感じました。

 <答弁>
 現在、区の施設の建設及び改修においては、焼却灰を利用した溶融スラグの入ったコンクリートは使用していない。今後も溶融スラグの入ったコンクリートの安全性などが確認されなければ、使用しない。

 ③震災ごみの受け入れについて。
 受け入れは、区長会で決定されますが、区長はどのような姿勢で臨むのか確認しました。

 <答弁>
 東日本大震災に関する板橋区の基本方針に基づき、区民の健康と暮らしを大前提として臨みたい。

 ④震災ごみの放射能対策について
 福島県以外からの震災ごみは、放射能に汚染されていないことが前提となっています。また、被災地に対し、協力できることは惜しまず協力すべきと考えます。しかし、その一方で膨大な量のごみを仕分けるのは困難です。それに対する区民の健康、安全の担保をはかるために、放射能の環境への影響の監視をきめ細やかに行うことを要望しました。
 また、東京二十三区清掃事務組合でも、焼却灰、飛灰、排ガス、洗煙処理水の測定、清掃工場敷地境界の空間線量の調査を引き続き行うよう要請して欲しいこと、そして、区としても、清掃工場の周りの空間線量の測定をすることを要望しました。

 <答弁> 
 今後、震災ごみを受け入れた場合においては、これまで以上に測定結果を注視して、状況によってはさらなる詳細な測定を要請していく。清掃工場では定期的に工場敷地境界で放射線量を測定している。今後は数値の上昇などがあったら、周辺での区独自の測定を検討を進めたい。
           
 ⑤津波の被害を受けた震災ごみと有害物質の混入を想定しての環境対策震災ごみは木くずと廃プラのみと聞いていますが、十分な分別ができているか、疑問です。
 また、津波の被害を受けた震災ごみには、海の塩がついています。これを燃やした時にでるPCBやダイオキシン、またアスベストや重金属など、有害物質の混入を想定した環境対策も必要と考えます。一組への要請を望みました。

 <答弁>
 国が示した災害廃棄物の処理方針によると、板橋清掃工場などに設置されている排気ガス処理装置、バグフィルターや排煙脱硫黄装置を用いると津波の被害を受けて発生した木くず等を焼却しても、ダイオキシンなど有害物質を安全に処理できるとしている。国の処理方針等を遵守しながら、現地での分別や清掃工場における排気ガス処理装置の保守点検など、適切に行うよう東京二十三区清掃一部事務組合に要請していきたい。

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 このほか、想定外の交通事故による放射性物質の拡散への対策も考え、焼却灰の中央防波堤への運搬のルートの確認、把握もしたかったのですが、時間の都合で、今回は質問をあきらめました。   

 順次、報告いたします。