核・原子力のない未来をめざす市民集会 @台東  中手聖一氏

2011年9月16日 13時38分 | カテゴリー: 活動報告

  
 次は「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さんのお話です。

 8月中旬に、鎌仲ひとみ監督のお話を聞き。福島の現実に胸が痛みました、中手氏のお話を伺い、更に胸が痛みました。
 
 中手氏によると、事故当初からずっと情報はなかったそうです。
 毎年、避難訓練があったのは、10km圏内の人たちだけで、福島の人たちは、自分のところまで放射能が来るとは、リアルにイメージができなかったのだそうです。
そして、恐ろしさのあまり、多くの方が「ただちに影響なし」という言葉にすがったのだそうです。

 しかし、福島原発の建屋の爆発について、NHKはずっと前日の映像を流し続け、福島においても、当日の映像を流さなかったそうです。
それを見て、中手さんは初めて不信感を抱いたとのことです。

 福島の人たちには、適切が情報が届けられませんでした。
断水が続き、1人4Lの水をもらうため、15、16日は、家族全員総出で給水に並んだそうです。
情報さえあれば、不要な被ばくは防げたはず、「人災」が防げたはずだと悔しそうに話す中手さん。
子どもたちを犠牲にしているとの言葉には、同じ親として、深く共感しました。

 そして、山下俊一氏によって、安全宣伝キャンペーンが始まりました。そして、以前(8月29日)にも書きましたが、現在の福島県のHPには、当時の講演会で話した値を1/10に訂正しています。

  http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23695

 また、中手氏によると、「見えない敵は、放射能だけではなかった」とのこと。
中手さんたちが記者会見をして、記者がその記事を書いても、不安をあおる記事は載せられないとして、ボツにされてしまっていたとのことです。
本当に日本の中で行われていることなのか、愕然としました。

 1ミリシーベルトなら大丈夫・・・なのではありません!
 一番弱い子どもたちを守るのは、私たち大人の責任です。
原発をつくり続けてきた責任が、私たち大人にあります。