女性目線での避難所運営 その2

2011年9月12日 13時39分 | カテゴリー: 活動報告

吉祥さんと、マイクを持っている方が弁護士の本間さん
吉祥さんと、マイクを持っている方が弁護士の本間さん
 お二人目の講師は、全国女性相談研究会・弁護士の本間博子さんです。

「弁護士」というと、自分とはあまり縁がないように思えてしまいがちです。
 実際、今回被災者の支援するに当たっても、「弁護士相談」というと敷居が高くなってしまい、来なくなってしまうことを懸念して、「お困りごと相談」としているそうです。

 被災した方たちは、自分にあるニーズ(例えば生命保険など)に気が付いていないことが多いとのことです。
紙芝居などで話すと「あっ、私も・・・」と気が付く人が多いそうです。
 誰もが普通に話ができる環境を作ることが大切であるとのことでした。
 そして、自分のもっている情報をどうやってその人に提供するかが課題であるとのお話に、それは私にも当てはまることであると思いました。

 ここで、「東京電力から被害者への賠償金」について、教えていただいたことを紹介します。

  最初の6ヶ月  10万円/月  ←交通事故の自賠責を参考にしているそうです。
                    ちなみに、交通事故でもこれで和解することは、
                     まずないそうです。
  その後       5万円/月

 上記の金額で不満な人は、自分で東京電力に交渉しないといけないそうです。
 その支援をするために、弁護団を作るとおっしゃっていました。
その後、8月16日に、「東日本大震災による原発事故被災者支援弁護団」が正式に発足しています。

 原発被災者弁護団 HP

    http://ghb-law.net/

 また、フリーダイヤルで依頼や相談もできます。

  0120-730-750  平日10:00〜17:00

 他区では、この弁護団による相談会が開催されているとのこと。
板橋区にも、福島から避難している方がたくさんいらっしゃいます。
その方たちに、この情報を行政からも届けて欲しいと要請しました。
 しかし、行政からの返事はNOでした。
弁護団から正式に、被災者へ伝えることが要請された場合は考えますとのことでした。
このことを弁護団側に伝え、今、対処をお願いしています。
被災者にとっては大事な情報です。

 このようなことは、本来行政が情報を集め、広めていくことが大切だと考えます。

 誰のための何の支援か?
 常に考えて行動することが大切だと思いました。