母なる海 学習会に参加して

2011年9月12日 13時52分 | カテゴリー: 活動報告

   8月9日、湯浅一郎氏の「海とさかなと原発震災」という学習会に参加しました。

 日本は、周りを海に囲まれた島国です。
 そして、今回、福島原発からの放射能が、風に乗ってずいぶん海上へ流れたというデータもあります。
 また、福島原発からは、放射能で汚染された水が漏れ出していました。
そして、原発の冷却水も海へと流されています。

 政府やテレビに出てくる多くの学者は、海の水に希釈・拡散されるから大丈夫だと言います。
 しかし本当にそうなのか、ずっと疑問に思っていました。
同じような話を、六ヶ所村再処理工場の排水を海に流すときも、聞いていたからです。
 また、食物連鎖による濃縮についても、これまで参加した学習会で耳にしていました。
 地上にこんなにも大きな影響を与えている放射能が、海に対して何も影響がないとは、とうてい考えられません。

 湯浅先生は、いろいろなデータを示しながら説明をしてくださいましたが、その中から私が特に気になったことは、魚の検査の仕方です。
 魚の放射能を測るときには、内臓を取り除いて、身だけ検査するのだそうです。
でも、その検査方法で、本当に正しい値が出るのでしょうか?
身だけでなく、内臓の検査も必要だと先生はお話なさっていました。
 また、プランクトンの調査もされていないとのことでした。
海においての食物連鎖の一番の基本となるプランクトンの放射能汚染を調べることは、大切なことです。
食物連鎖で成り立つ海洋生態系への影響を総合的に評価する思想が必要だと、湯浅先生はお話していました。

 また、忘れてならないのが、「福島」という場所です。
千葉から三陸にかけては、黒潮と親潮がぶつかる潮境で、日本有数の漁場であるだけでなく、世界三大漁場の1つでもあります。
その世界的にも豊かな海に面した場所に、たくさんの原発や核関連施設を造ってしまっていることの意味を考えるべきだというお話には、ただただ頷いてしまいました。

 東京湾にも、「空母」という名の40万kwの原発が浮いています。
 それがどんな意味を持つのか。。。

    地球は宇宙のオアシスであり、銀河系の中でも非常に稀な星です。
    海は無数の生物が生きる場。
    その生命の母としての海を、私たち人間は「毒つぼ」にしてはならない。

最後におっしゃった先生の言葉が忘れられません。