「原発のない未来を!!なかのアクション」に参加

2011年8月30日 17時57分 | カテゴリー: 活動報告

 8月11日夜、「原発のない未来を!!なかのアクション『3.11以降の希望を探せ』」(於:中野区勤労会館)に参加しました。
 会場は、参加者が後ろまでぎっしり!若い方の活動が嬉しく思いました。
 
 当日は、まず劣化ウランの被ばくについてのショートフィルム「メリッサ」を観て、その後、ドキュメンタリー映画監督の鎌仲ひとみさんのお話。
休憩後は、鎌仲さんと小児科医の山田真さんの対談でした。

 私は、恥ずかしながら今まで湾岸戦争で使われた「劣化ウラン弾」について、考えたこともなく、何も知りませんでした。この劣化ウラン弾が原発のゴミからできていることを知り、ショックを受けました。

 そして、「被ばく」というのは「原爆」「原発」だけではないのだと、認識を新たにしました。

 お二人の対談の中でも、胸が痛くなるようなお話がたくさんでした。
 少し、紹介したいと思います。

 今、福島のお母さんたちは、子どもたちの体調の変化を感じ、不安に思っている人も多いようです。

 原爆のときもそうだったと聞いていますが、お医者さんに相談しても、相手にされない状態が今、福島で起きているのとのことです。 
(1週間以内の下痢は大丈夫、20〜30分続く鼻血は要注意。鼻血の回数は問題にしない)

 また、福島の方たちは、「この先、差別されていくのではないか?」という将来への心配を抱いている方もいて、相談会に来たこと自体、内緒にしたいとお願いされるそうです。
 
 子どもたちに放射能の教育をしたり、学校で子どもたちの外での運動時間のことを言っただけで、退職に追い込まれてしまった先生がたくさんいるとのことです。

 そして、福島の人たちが、一番福島のものを食べているのだそうです。
「オレたちはどうせ死ぬんだ」と、子どもが言葉にして言う・・・

 そこには、福島に住む人たちが追い詰められている現実があります。

 対談の中で

  たいへんだけれども、乗り越えて人生を豊かに過ごすことができることを
  伝えることが必要では?

また

  福島の人たちは、自分たちが見捨てられたと思っている。
  これを何とかしなければ

という言葉がありました。

ひとりの力は小さくとも、繋がることで大きな力になります。
福島を支えていくことが、とても大切だと痛感した夜でした。

**劣化ウランとは**
 ウランは、自然界に存在する物質で、鉛の約7倍の重さがあり、放射性毒性と重金属毒性を併せ持っており、極めて危険な物質です。
 原子力発電所や核爆弾では、ウランが使用されますが、天然に産出されるウランのなかに含まれる利用できる成分ウラン235は約0.7%しかなく、核分裂が起こりにくいウラン238がほとんどです。
 原子力発電や核爆弾に使えるようにするには、ウラン235を増やす操作が必要で、遠心分離法やガス拡散法と呼ばれる方法で、ウラン235の濃度を3〜4%程度まで高めることを「濃縮」と言い、「濃縮」をすると残りカスができます。これが劣化ウランと言われるものです。
 天然のウランに比べて、ウラン235の割合が低いことから、「劣化」ウランと呼ばれていて、放射能の半減期は45億年と言われています。
 劣化ウランは、その貫通力の高さと極めて安価(1トン/1ドル)であることから、砲弾、銃弾、弾頭、戦車装甲などに利用されます。
たんぽぽ舎パンフNO.49 人類と環境を破壊する劣化ウラン 参照