研修(市民と議員の条例づくり交流会議2011)に参加して

2011年8月29日 14時04分 | カテゴリー: 活動報告

   7月30日、31日にわたって行われた、「市民と議員の条例づくり交流会議2011」(於:京都産業大学、龍谷大学深草キャンパス)に参加しました。

 1日目の特別分科会では「地方議会改革」というタイトルでのシンポジウム。
パネリストは、京都市会議員の村山祥栄氏、伊賀市議会議員の安本美栄子氏、四条畷市議会の渡辺裕氏、近畿大学の辻陽(あきら)先生、龍谷大学の富野暉一郎先生。
普段、ほかの自治体で活躍している議員の方々のお話を伺うのは、とても興味深く、刺激になりました。
特に、関西の議員との交流は初めてでしたので、たいへん参考になりました。

 合併して6年目という伊賀市議会の安本氏のお話はたいへん力強く、合併の際に37の小学校区で「住民自治協議会」ができた背景もあり、伊賀市民の市政への意識の高さや、議員も37の住民自治協議会へ出向いて議会の報告会をし、意見を伺うという話、事務局が入らず議会のみでの政策討論会など、参考になることがたくさんありました。
 また、国が制度を変えるときには、一番近くにいる議員が声を聞く役割なのに、今はそれがなされていないという意見を聞きました。
いつもそのことを忘れないよう留意しようと肝に銘じました。
 
また、龍谷大学の富野暉一郎先生は、実際の行政の中で、「市民に行ったアンケート結果と違ったことを決めることが多い」とお話しされていました。
「いったい議員は何の代表なのか?」という問いかけがありました。
議員は「自治体の中の利害調整をするために戦う」のだという視点をいただきました。
そのためにも、議員は主張し、繋いでいくという高度なテクニックが必要とのことでした。
難しいことですが、実現のための努力を惜しまず、日々活動したいと思いました。

交流会では、他の自治体の議員さんと情報交換をし、板橋区議会で行われていることがすべてではない、板橋区議会の慣行がBESTというわけではなく、陳情者の説明や発言が聞けなかったり、議員の議会出席のための交通費(費用弁償)がどうして実費ではないのか? など、私が不自然に感じていたことを、他の自治体では板橋区とは違った形で行われている事実を知りました。
今「なぜ?」とか「どうして?」と感じていることを、大切にして、忘れてはいけないということに気づきました。
新しい目線、市民目線が大切なのだと再認識しました。
これは、ネットが2期(最長でも3期)で交代していくことの意味の確認にもなりました。

2日目は、場所を龍谷大学の深草キャンパスに移し、全体会の後、「議会議員の能力開発を考える:報告と『質問力研修」デモンストレーション」という特別分科会に参加しました。
私が年間与えられている一般質問の時間は27分です。
それを今年度は、14分と13分の2回に分けて質問します。
その限られた時間の中で、いかに質の高い本当に必要な質問をして、行政からの答えを引き出すか・・・
今、これが自分にとって大切と考え、参加しました。
分科会の中では、寸劇の中で、失敗例を見せてくれ、笑いながらも自分のことを振り返り、反省しました。
また、グループに分かれて、自分の体験などを話し合い、他の自治体の様子を聞くことができました。また、自分が疑問に思うことも質問し、その質問をグループで共有することもできました。話は尽きず、あっという間に時間がたってしまったという感じです。もっと時間があったらなぁと思いました。

こうしてあっという間に2日間の研修は終わりました。
まだまだ学ぶことは多く、足りないことを痛感します。
一つでも引き出しを多く作り、いろいろなことに対応し、考えられるように日々努力したいと思います。