健康福祉委員会で縦割り行政を痛感

2011年8月24日 16時11分 | カテゴリー: 活動報告

  8月23日、24日は、健康福祉委員会が開催されます。
23日は、6月議会で継続審議となっていた
 「板橋の防災・災害対策に関する陳情(甲状腺検診の件)」

 「放射能から子供たちを守るための対策をとることを求める陳情(放射性物質対策の件)

 「介護保険制度の見直しに際し、板橋区独自の改善施策を求める陳情」
陳情3件について話し合いました。

前回も時間をかけて話し合いましたが、放射能関係が2つ、介護保険制度の見直しと、どれも難しい問題です。

 今日、話し合った中で難しさを痛感したこと、特に放射能の問題についてですが、それは1つの所管では対応しきれない問題だということです。

 「子どもを放射性物質から守る対策をとること」という陳情の時に、私は昨日(22日)読売新聞に掲載されていた新潟県十日町市の保育園と幼稚園の雨水をためる槽にたまった泥や草葉の堆積物から、管理型処分場での仮置き対象となる高濃度のセシウムが検出されたことに対しての、行政の意見を求めました。それは、この十日町の検査地点の1mの空間線量は、板橋区とほぼ同じ0、10マイクロシーベルトと0、14マイクロシーベルトだからです。そして、保育園も幼稚園も、子どもたちが一日の中で長時間を過ごす場所だからです。また、区内のお母さんたちからは、グラウンドや公園の真ん中ではなく、もっと子供たちが遊ぶ場所、雨どいの水が落ちる場所などを計測してほしいという声をたくさん聞いていたからです。
 
 この質問に対して、行政からは、「所管が違うから答えられない、伝えます」という返事しかいただけませんでした。計測をしているのは、環境保全課だからだというのです。
 そうしたら、「子どもを守る」のは、どこで話し合うのでしょう?
 計測は資源環境部・環境保全課で、就学前の子供たち、保育園は子ども家庭部、幼稚園や小中学生のことは教育委員会・・・と、一つひとつ分けていては、こと「放射能」対策は何も進みませんし、ちぐはぐなものになってしまいます。放射能は、今現実の問題です。今行動しないで、いつ行動するのでしょう?
所管が・・・という前に、管轄を超えても子供は守るという行政の姿勢を見せてほしいものです。
 その後の質疑の中で、「他の部署とも会議の際には横断的な調整をしている」とのことでしたが、話し合いの中で「縦割り」行政の問題を考えさせられた1日でした。