一本の道

2011年8月23日 17時43分 | カテゴリー: 活動報告

 青森県大間。下北半島の突端にある町です。
函館からも20kmの場所です。
「大間のまぐろ」は、以前、朝の連ドラでも有名になりました。

 その大間に作られようとしているのが、大間原発(フルMOX100%)。
32年前から用地買収が始まったそうです。
その1,300,000㎡の敷地内のほぼ真ん中には、どんなにお金を積まれても、大間の豊かな自然の素晴らしさを訴え続け、買収に応じずに住んでいる方がいます。
周りはすべて原発の予定地。周りはグリーンのネットを張った鉄の柵で囲まれています。
このお宅「あさこはうす」までの道は1本だけ。
そこへ、毎日郵便局の人が郵便を届けたら・・・

 この活動を友人に教えていただき、私も最近、この「あさこはうす」にお葉書を出し始めました。
 面識もなく、ほんとうに「つれづれなるままに」という内容なのですが、ここにちゃんと人が住んでいる、暮らしがある、そしてそれを受け止めて応援している人がいることを何らかの形で示したいと思いました。

 日本には、いつの間にか54基の原発ができていました。
原発に賛成ではなかった私ですが、しかしながら長い間、はっきりとした「反対」の意志表明をしていなかった自分がいます。心の中で「反対」と思っても、それを他人に分かるようにしなければ、相手には伝わりません。相手から見たら、何も言わず、何も行動しなければ、賛成と同じなのです。都合よく理解されてしまうのです。
 このことは鎌仲ひとみ監督の「六ヶ所村ラプソディ」を見たときにも、痛感しました。
自分のあり方を後悔しました。

 今回の福島での原発事故について、たくさんの方たちが心配をし、心を痛めています。
そして、見えない放射能の対応を迫られています。どのようにしたら、一番効果的なのか、
今、何をしたらより安全で安心なのか・・・

 ただ一つ言える確かなことは、二度とこのような過ちをおかしてはいけない、ということです。今の子供たち、そして子供たちの将来を守ることが私たちの責務です。

 そのためにも、小さくとも声をあげ続けていくことが大切です。
諦めてしまってはいけません。
問題の大きさに、しり込みしそうになっても、思考を止めてしまってはいけません。
何かできることがあるはずです。

子供たちの未来を守りたい、そう思います。