東日本大震災から110日目に考える

2011年6月29日 15時27分 | カテゴリー: 活動報告

 東日本大震災から110日目の今日、東京電力の株主総会の様子が報じられていました。

 株主総会では毎回、脱原発の議案が提出され、ずっと否決され続けてきたそうです。今回も結局は否決されたものの、議案に賛成した人が、例年になく多かったとの報道がありました。
 
 東京都は、東京電力の株を4267万株も所有する大株主です。大阪府は、関西電力の大株主ですが、先日「脱原発」の姿勢を表明しました。

 委任状で済ませてしまった東京都も「脱原発」の姿勢を示してほしいと強く思いました。
  
 27日、政府は今回の原発事故を受け、太陽光や風力など再生可能エネルギーの普及促進などを柱とする新たな「エネルギー基本計画」を、2012年の半ばに策定する方針を固めたとのことです。

 6月の定例本会議において、私は板橋区に対して、「地域エネルギービジョンの策定をする必要があるのではないか」と質問をしましたが、区からの答えは「策定の予定はない」というものでした。
 
 江戸川清掃工場の煤塵から、9740ベクレル/kgのセシウムが検出されました。夜9時のNHKニュースでもトップで取り上げていました。すでに、板橋区では汚泥の焼却灰からもセシウムが検出されています。環境省は、早急に放射性物質を含む廃棄物の処分基準の方針を出してほしいと思います。
  
 一方で、事故を起こした福島原発の汚染水の浄化は遅々として進んでいません。

 先日お会いした若いお母さんたちは、子どもたちへの放射性物質の影響を心配し、自分たちが“神経質”だと思われているのではと、心を痛めていました。子どもの心配をするのは親として当然のことです。
 
これからの子どもたちへの影響を考えると
「絶対に安全」と言い切れない原発は、廃止していくべきです。
 
 二度とこのような過ちを繰り返さないように、国や東電はもちろんのこと、
私たち一人ひとりも、声を上げていくことが大事なのではないかと思います。