板橋区の放射線計測について

2011年6月23日 13時27分 | カテゴリー: 活動報告

 板橋区では、13日月曜日から、板橋区役所正面玄関付近で、放射線の計測が始まっています。
月曜日〜金曜日 午前10時に計測し、その日の午後2時ごろHPで発表をしています。
 (板橋・生活者ネットワークでは、ネット事務所の入口ドアに毎日の数値を掲示しています。)

 また、6月10日に赤塚小学校で、14日に東板橋公園、15日に西前野保育園で計測した 空中の放射線量の計測結果も(速報)発表されています。

 計測は繊細で、数値が変わりやすいということですが、それでも、東板橋公園内13地点の最大数値が0、26マイクロシーベルトというのは、思っていた以上に高いなと思いました。
 地表1mということは、その下は、もっと高い可能性があります。
  http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/036/036980.html

板橋区は、参考として放射線量についての説明を載せています。昨日の数値は、0、11マイクロシーベルトですので

 0.11(マイクロシーベルト)×24(時間)×365(日)=963.6マイクロシーベルト
という事になります。 

この参考資料3にあるように 「年間1ミリシーベルト」以下だから「大丈夫」というかもしれません。
 (「原子力施設周辺の住民の安全と健康を守るために設定された基準」 というところが、ひっかかりますが)
 しかし、これはあくまで外部被曝だけの数値です。

先日、2日間にわたって行われた健康福祉委員会の中で、私は「低線量での被曝は、高線量での被曝に比べて単位線量あたりの危険度がむしろ高くなる」という結果が出ていることや、「低線量での被曝では細胞の修復効果自体が働かない」というデータがあることを紹介しました。
それに対し、行政側から「議員がそんな発言をするなんて」というような発言がありました。しかし、「未来の板橋を支えていく子どもたちを守るための放射線に対する陳情」について審議するにあたって、安全という「説」だけを基に話合うのは疑問です。いろいろな情報やさまざまな見解を出し合った上で、判断していくことが基本であると考えます。

私たちは、日常の生活の中でも、いろいろな情報を基に、判断しているのではないかと思います。まして、それが重要な事柄だったら尚更です。

 その日(6月14日)の区役所前の放射線の数値は、0.12マイクロシーベルトでした。

0.12(マイクロシーベルト)×24(時間)×365(日)=1051.2マイクロシーベルト(1.0512ミリシーベルト)

   胸のレントゲン 50マイクロシーベルト/1回

   1051.2 ÷ 50 =21 回

年に21回も胸のレントゲンを撮ることになります。

 一説によると、子どもは、大人の4倍 放射線の影響を受けるとのことです。 (もっと影響を受けるという説もあります。)
 このことを鑑みても、決して安全とはいえません。
 そして、この値には、内部被曝は含まれていません。

 先日の委員会で、行政に以上のように疑問を投げかけました。

 
 正しい情報を得て、判断し、正しく恐がることが大切です。
 それが、区議会議員であり、母である私の立ち位置です。