10h/8760h (緊急セミナー、田中優氏の話より)

2011年5月20日 13時27分 | カテゴリー: 活動報告

田中優氏と
田中優氏と
 原発を止めると、電力が足りなくなる、足りなくなるとテレビでは言っています。
 では、どのくらい足りなくなるのでしょうか?

 それが、タイトルの数字です。
 電力需要のピークは、年間8760時間のうち、10時間です。
「そんなに?」 と思うか 「たった?」 と思うか、それは皆さん違うと思いますが、私は「たった10時間?!」と思ってしまいます。
 そして、そのピーク時の9割の電力を使っているのは、産業需要とのことです。

 「家庭での節電を・・・」との呼びかけに、今、みんなが知恵を絞り、夏に向け努力を積み重ねています。 家庭では、使った分だけ電力料金が高くなります。
 しかし、事業者・企業に関しては基本料金は高いが、使えば使うほど電気料金が安くなるシステムだそうです。

 田中氏は、この事業者・企業の料金体系を変えたら、企業は省エネ製品を導入し、電力消費が3割以上減ると言っています。  
 東京電力のピーク需要には特徴があるそうです。
   夏の平日、午後2時から3時、気温が31度以上
 この条件のときに、事業主・企業の電気料金を高くしただけで、ピークはなだらかになり、電力量は25%削減されるだろうとのことです。

 日本で一番自給率が低いのは、エネルギーだそうです。年間23兆円を使っています。これは国家予算の半分以上です。 

 ヨーロッパでは新設電源の60%が自然エネルギーで、日本の技術も取り入れられています。
先日テレビを見ていたら、ニュージーランドの地熱エネルギー発電所は、日本の技術を使っていました。また、 ドイツでは炭素税を導入し、新たに37万人の雇用も生み出したとのことです。

 原発のコストが安いというのは、かなり怪しい話になり、安全神話も崩れました。 

 これらすべてをそのまま日本に当てはめることはできないにしても、少しずつ自然エネルギーに移行し、資金の回転を国内に軌道修正し、そしてエネルギーの地産地消も取り入れ、1年間のたった10時間のためだけに、多くの方の犠牲を必要とする、原発に依存するエネルギーではなく、より安心安全なエネルギーを使いたいと私は考えます。