「きょういく、きょうよう」の大切さ

2011年5月13日 14時31分 | カテゴリー: 活動報告

  東京ネットの研修で、代表委員の山口文江さんに「きょういく、きょうよう」の話を聞きました。
「教育、教養」ではなく「きょういく、きょうよう」です。
 高齢者には「”今日、行くところがある”、”今日、用がある”」ことが大事だという意味での、「きょういく・きょうよう」なのだそうです。
 このお話が、とても印象的で忘れられません。
 
 以前、町会の世話役をしている方に伺った話を思い出しました。
 一人暮らしの高齢者のお宅に、新聞がたまっていて、おかしいと思い、警察に相談して中に入ったところ、その方が倒れていて、病院に運んだが手遅れだったとのこと。
 また、長期入院しているはずの一人暮らしの高齢者のお宅が火事になり、おかしいと思ったら、たまたま一時帰宅していて、亡くなってしまったとのことでした。
 帰ってきていることを知っていたら、助けられたかもしれないのに・・・と話していたその無念そうな顔が忘れられません。

 高齢者の孤立の象徴のような、悲しい事例です。 
 「きょういく、きょうよう」があれば、自然に近所の人とも顔を合わせ、つながりもできてきます。何よりも、生活に張りが出ます。自分を必要としてくれる人、場所の存在は、大きいです。

 高齢者が「きょういく、きょうよう」を見つけられるように、地域の中で、そして、もっと大きな社会の中での手助けをしたいと考えます。